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メハジキ/めはじき/目弾き

Chinese motherwort

めっぱじき
花は段状に咲き、草丈は150センチほどに
めはじき 草花
開花は7~9月
目弾き,植物図鑑
花は唇形で下唇は三つに裂ける
めっぱり,めっぱじき
葉は大きなヨモギといった感じ
葉っぱ
全体に毛が多いが葉の裏は特に目立って白い
mehajiki
茎の様子
紫の花が咲く草の名前
株元は赤紫色になることも
やくもそう
晩秋以降はこんな感じになって朽ち果てる

 

【メハジキとは】

・アジアの広い範囲に自生するシソ科の二年草。日本では本州、四国及び九州の野原、道端、河原や荒れ地で普通に見られ、北アメリカ大陸でも帰化植物として野生化している。

 

・短く切った茎を瞼に挟んで飛ばす子供の遊びからメハジキソウ(目弾草)と名付けられた。別名はメッパリ、ツッパリ、メッパジキ、ノノハリなどでいずれも同様の語源とされる。

 

・生薬名を「益母草(ヤクモソウ)」といい、女性に特有の病気や子宝の薬草として知られる。種子以外の地上部を刈り取って日干ししたものを煎じて飲めば、月経不順、めまい、腹痛、産後の止血に効果があるという。

 

・茎の断面は四角で、表面には細毛がある。葉は表面が緑色で裏面は細毛があるため白く見える。上部にある葉は細長くて先端が三つに裂け、下部にある葉(根生葉)はさらに三つに裂けるが開花期には消滅している。葉にはルチンや結晶性アルカロイドレオヌリンのほか、レオヌリジン、スタキドリンなどを含む。

 

・開花は夏で、薄い紅色をした唇形の花が葉の付け根に数輪ずつ段状になって咲く様子は人目を惹く。花先は上下二つに裂け、下の部分(下唇)はさらに三つに裂けて内部が濃い紅紫色になる。花の後にできる果実は黒い三角形になる。 

 

【メハジキに似た植物】

ウツボグサ

メハジキの基本データ

 

【分 類】シソ科/メハジキ属

     多年草

【漢 字】目弾き(めはじき)

【別 名】ヤクモソウ(益母草)

【学 名】Leonurus sibiricus

【英 名】Chinese motherwort

【開花期】7~9月

【花の色】薄紅

【草 丈】~150cm

 

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