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シカクヒマワリ/しかくひまわり
Pineland Nerveray
【シカクヒマワリとは】
・北アメリカ大陸を原産とするキク科の多年草。夏になるとヒマワリに似た花を咲かせるが、ヒマワリと違って茎の断面が四角になるためシカクヒマワリと呼ばれる。丈夫な性質を持ち、日本では各地に野生化したものが見られる。
・シカクヒマワリの開花は6~8月。茎の頂部から伸びた花茎に、直径10センチ前後の花が咲く。花は周辺部にある舌状花と、中心部にある筒状花が多数集まってできており、構成は多くのキク科の花と同じ。ヒマワリに比べると種子ができる中心部の面積はより狭い。
・花の裏側にある萼は厚め。緑色で4つの裂片が二段になり、各裂片の先端は尖る。花の後にできる種子はヒマワリほど太らず、採油や食用には向かない。
・葉には茎から出る茎葉と、株元から出る根生葉があるが、茎葉はハート形で先端が尖り、茎から対になって生じる。また、茎葉の付け根部分は左右の葉が合体して茎を抱くようになるため、雨が降るとここに水が貯まる。根生葉は三角形に近いハート形で、茎葉よりも大きく、縁には粗いギザギザがある。
・茎は直立して2m以上に育ち、上の方で分岐する。茎の表面にはまばらに毛を生じ、四つ角にはトゲ状のものがある。
【シカクヒマワリに似ている草花】
・キクイモ
・キクイモモドキ
・ヒマワリ
シカクヒマワリの基本データ
【分 類】キク科/テトラゴノセカ属
一年草
【漢 字】四角向日葵(しかくひまわり)
【別 名】ヒメヒマワリ
【学 名】Tetragonotheca
helianthoides
【英 名】Pineland Nerveray
Pineland-Ginseng
Squarehead
【開花期】6~8月
【花の色】黄色
【草 丈】~300cm