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ゴーヤ/ごーや/蔓茘枝

Bitter melon 

にがうり,開花時期
6~9月に黄色い花を咲かせる
Bitter melon 
蔓と新芽の様子
ごーやの葉っぱ
葉も苦みは強いが食用になる
にがうり
成葉の様子
Bitter melon 
裏面は葉脈が隆起する
つるれいし
葉柄
ツルレイシの花
ゴーヤの花
ごうや
ゴーヤの花
Momordica charantia var. pavel
花の後の様子
果実
実の表面には小さなコブが多数ある
ごーや
熟すとオレンジ色になり・・・
ニガウリの種
自然に裂けると赤い種子が現れる

 

【ゴーヤとは】

・インド東部など熱帯アジアを原産とするウリ科の蔓性植物。ビタミンCやミネラルを豊富に含む果実は、沖縄の伝統的な野菜として知られ、全国で栽培される。近年は温暖化対策の「緑のカーテン」としての需要も高い。

 

・沖縄ではゴーヤー、九州などではニガウリ、全国的にはゴーヤと呼ばれることが多いが、標準和名はツルレイシ。茘枝(れいし)はライチのことで、果実の形や性質がライチに似て、蔓性であるためツルレイシとなった。

 

・ゴーヤは江戸時代初期に中国から日本へ渡来し、当初は観賞用とされた。原産地では多年草扱いだが、日本では気候の関係から一年草扱いになる。

 

・ゴーヤの開花は夏。直径2.5~3.5センチの花はキュウリに似ており、花先は五つに裂ける。雌雄同株で花には雄花と雌花があるが、いずれも黄色。 

 

・果実は長さ20~40センチほどで、果皮は緑あるいは白色。表面には艶があり、ゴツゴツしたコブに覆われる。熟すとオレンジ色になった後に裂け、中から赤い果肉に包まれた種子が顔を出す。

 

・ゴーヤチャンプルなどにして食べる場合、未熟な状態のものを収穫するが、甘みのある果肉をジャム、サラダ、ジュースにして使うこともできる。ゴーヤの苦味は、モモルデシンという成分におるもので、これには食欲増進や胃の粘膜を保護する作用がある。 

 

・ゴーヤの葉は掌状で5~7つに裂け、縁には緩やかなギザギザがある。葉の直径は10~30センチほどだが、大きさや切れ込みの深さには個体差があり、用途によって品種を選ぶ必要がある。蔓は長さ4~5mに達し、巻きヒゲを他物に絡めながら育つ。

 

【ゴーヤに似た草花】

ヘチマ

 

ヒョウタン

ゴーヤの基本データ

 

【分 類】ウリ科/ツルレイシ属

     一年草

【漢 字】蔓茘枝(つるれいし)

【別 名】ツルレイシ/ニガウリ

【学 名】Momordica charantia

     var. pavel

【英 名】Bitter melon

【開花期】~9月 

【花の色】黄色

【草 丈】~5m

 

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