庭木図鑑 植木ペディア  > ロウヤガキ

ロウヤガキ/ろうやがき/老鴉柿

Chinese persimmon

Chinese persimmon
ロウヤガキの実は、プチトマトくらいの大きさ
ろうやがき,植物,ロウヤガキ
冬芽の様子
老鴉柿,ろうあがき,冬芽
新芽の様子
ロウアガキ,ろうやがき,葉っぱ
若葉の様子
ロウヤガキの葉っぱ,ろうやがき,画像
葉は長さ5センチ程度で柿に比べると相当に小さいため・・・
ロウヤガキ,ろうやがき,剪定例
こんな感じに剪定することもある
老爺柿の花,画像,ロウヤガキ,植物
ドウダンツツジのような花が咲く
めばな,メバナ,ロウヤガキ
雌花の様子
オバナ,おばな,ろうやがき
雄花の様子
ろうやがき,果実,ロウヤガキ
できはじめの実の様子
Chinese persimmon,fruits
未熟な実の様子
老爺柿の木,果実,ロウヤガキ
実が熟すのは10月ころ
ろうやがき,実,食べる
ヘタがやたらと長いのが特徴
ロウヤガキ,ろうやがき,植物
果実は朱色になった後に
ロウヤガキ,ろうやがき,植物
黒褐色に変わる
ろうやがき,植物,ロウヤガキ
これが名前の由来
ろうやがき,ロウヤガキ,]実
実は小さいが、樹高は8m程度まで育つ
ろうやがき,植物,ロウヤガキ
幹の様子
ロウヤガキ,ろうやがき
ロウヤガキの盆栽

 

【ロウヤガキとは】

・中国の中部を原産とする渋柿の一種。正式にはロウアガキ(老鴉柿)というが、発音しにくいためか一般的にはロウヤガキとして流通している。鴉はカラスを意味し、真っ黒に熟す実の様子をカラスになぞらえて命名された。

 

 

・日本へ渡来したのは数十年前といわれ、庭木としての歴史は浅いが、柿のミニチュア版として盆栽での人気は高い。

 

 

・3~4月に開花し、9~10月に実が画像のような実ができる。普通の柿のように枝に直接できず、ぶら下がってできるのが特徴。果肉は少なく、中身はほとんどが種である上、味もエグみがあって食用にならない。長めの萼(ヘタ)を羽根つきの羽根になぞらえ、ツクバネガキとの別名もある。

 

 

・一口にロウヤガキといっても形状は様々で、系統によって実の大きさや形に変化がある。

 

 

【ロウヤガキの育て方のポイント】

・雌雄異株であり、実をならすためには両方の株が必要という説が根強いものの、厳密な雌雄はなく、複数を植えれば結果しやすい。

 

 

・日当たりの良い場所を好むが、夏の暑さや乾燥に弱く、条件の悪い場所では実が熟す前に消失する。植穴には腐葉土を入れ、株元には藁などを敷いて乾燥を防ぐのがよい。

 

 

【ロウヤガキの品種】

・「紅実」「小実」など   

ろうやがき,種類
実の色形によっていくつかの品種がある(画像は紅光)
品種,珍しい
常緑で葉に模様の入る品種もある

 

【ロウヤガキに似ている木】

 

マメガキ 

 

リュウキュウマメガキ

 

シセントキワガキ

 

カキ 

ロウヤガキの基本データ

 

【分類】カキノキ科/カキノキ属

    落葉広葉樹/小高木

【漢字】老鴉柿(ろうやがき)

【別名】ロウアガキ/ヒメガキ

    ツクバネガキ

【学名】Diospyros rhombifolia 

【英名】Chinese persimmon

【成長】やや早い

【移植】普通

【高さ】4~8m

【用途】果樹/鉢植え/盆栽

【値段】1500円~

 

目次=掲載草木一覧=サイトマップ

 

検索 植木ペディア内を検索します↓