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ブルーベリー/ぶるーべりー
Blueberry
【ブルーベリーとは】
・北アメリカを原産とするツツジ科スノキ属の落葉低木。果樹としての人気が高く、ハイブッシュ、ローブッシュ、ラビットアイなど多くの系統及び品種があるが、近縁種も含めてブルーベリーと総称している。
・日本でも手軽に収穫できること、花や紅葉の美しさから家庭用果樹としての人気が高い。
・ブルーベリーの花期は4~5月で、枝先に長さ5~12ミリほどの白い花を咲かせる。花はドウダンツツジやネジキに似た壷形。花冠は浅く五つに裂けて反り返る。
・果実は直径1センチほどの球形。7~8月になると黒紫色に熟し、表面は白い粉を吹いたようになる。酸味と甘みのバランスがよい上に芳香があり、ジャム、ゼリー、菓子の材料に使われる。
・葉は長さ3~8センチの楕円形で両面とも無毛。あまり話題にならないが秋になるとカエデなどよりも鮮やかに紅葉して美しい。地際から多数の枝を生じ、樹高は最大3mほどに育つ。
・「浅間葡萄」の名で知られるクロマメノキもスノキ属に属するブルーベリーの仲間。他にもスノキ、ナツハゼ、アクシバ、クロウスゴなど、日本のブルーベリーと呼ばれる品種がある。
【ブルーベリーの育て方のポイント】
・北アメリカ原産であり、夏に涼しくて湿気のある土地を好む。日本での栽培適地は北海道や本州の高原など。
・「落葉または半常緑性」であり寒い地方では冬季に葉を落とすが、温暖な地では葉が残る。
・ブルーベリーを育てる際の最大のポイントは乾燥を防ぐことで、ブルーベリーは「水で育てる」といわれる。乾燥を防ぐにはあらかじめ堆肥等を漉き込んで水持ちのよい土壌を作るとともに、夏場の乾燥を防ぐため株元に藁やオガクズ等を敷いて保護するのがよい。また、酸性土壌を好むため、植え穴にピートモスなど酸度の強いものを入れて調整する。
・商業的な果実生産を目的とする場合には花数が多くて実が大きいハイブッシュ系が、家庭用の果樹としては適応力の高いラビットアイ系が適する。
【ブルーベリーに似た木】
・スノキ
・ナツハゼ
・アクシバ
・コケモモ
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ブルーベリーの基本データ
【分類】ツツジ科 スノキ属
落葉広葉 低木
【漢字】─(ぶるーべりー)
【別名】ヌマスノキ
アメリカスノキ
【学名】Vaccinium spp.
【英名】Blueberry
【成長】やや遅い
【移植】簡単
【高さ】1~3m
【用途】果樹/公園
【値段】1500円~