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シマサルスベリ/しまさるすべり/島百日紅
Chinese crape myrtle
【シマサルスベリとは】
・中国中部、台湾及び奄美諸島などの亜熱帯に分布するサルスベリの近縁種。
・開花時期はサルスベリと同様の6~8月頃だが「百日も咲き続ける」とされるサルスベリより、花期は短い。また、花の色は白のみで、小枝と花序に毛があるのが特徴。サルスベリと比べると花が小さく、華やかさには欠ける。
・樹皮はサルスベリよりも白く、幹は直立する。大木になるほど幹がうねり、その美しさはサルスベリに勝る。
・紫色の花を咲かせる「ムラサキサルスベリ」は本種とサルスベリの雑種とされる。
【シマサルスベリの育て方のポイント】
・乾燥や潮風に強く、丈夫な性質を持つが、代表的な「陽樹」であり、植え場所は日向に限る。
・亜熱帯産であるため寒さには弱いが、関東北部までなら問題なく育つ。
・サルスベリよりも背が高くなる木であり、公園や広い庭、街路などに植えて壮大な樹形を鑑賞するのが基本。剪定にも耐えるが、サルスベリのように、コブを作る剪定をせずに済むような場所に植えたい。
【シマサルスベリに似ている木】
シマサルスベリの基本データ
【分類】ミソハギ科
サルスベリ属
落葉広葉 高木
【漢字】島百日紅(しまさるすべり)
【別名】シマヒャクジッコウ
【学名】Lagerstroemia
subcostata
【英名】Chinese crape myrtle
【成長】早い
【移植】普通
【高さ】10~20m
【用途】公園/街路樹
【値段】1200円~