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オニコバノガマズミ/おにこばのがまずみ
Onikobano gamazumi
【オニコバノガマズミとは】
・コバノガマズミとハクサンボクの交雑種とされるガマズミの仲間。九州で発見されたとされる。
・葉はハクサンボクよりコバノガマズミに近い。枝から対になって生じる葉は先端が尖り、縁のギザギザが目立つのが特徴。ハクサンボクは常緑だが本種は落葉樹であり、秋には画像のように紅葉する。
・開花期は4~5月で、コバノガマズミと同じように小さな白い花を画像のように咲かせる。花の先は五つに裂ける。
・10月ごろに熟す実はコバノガマズミよりもやや大きい。鮮烈な朱色で人目を惹くが、小鳥には人気がなく、晩秋まで枝に残る。
【オニコバノガマズミの育て方のポイント】
・北海道から九州まで土地を選ばず丈夫に育つが、湿気の多い場所を好む。
・半日陰程度なら耐えられるが、花や紅葉を十分に楽しむには日当たりが必要。
・剪定に強いが、自然樹形を楽しみたい。
オニコバノガマズミの基本データ
【分類】レンブクソウ科/ガマズミ属
落葉広葉/低木
【漢字】─(おにこばのがまずみ)
【別名】─
【学名】Viburnum x kiusianum Hatus.
【英名】Onikobano gamazumi
【成長】やや遅い
【移植】普通
【高さ】2~5m
【用途】庭木
【値段】─