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メディカルティーツリー

Medical tea tree

めでぃかるてぃーつりー
5~6月にブラシのような花が咲く
メディカルティーツリー
新葉の様子
メディカルティーツリー
小葉は細くて柔らか 揉むと爽やかな香りがある
Medical tea tree
雨上がりの葉の様子
Medical tea tree
蕾の様子
メディカルティーツリーの花
花や枝葉はドライフラワーに使われる
メディカルティツリー
樹高は最大6mほど
Narrow-leaved Paperbark
開花期の様子
Narrow-leaved Paperbark
樹皮の様子

 

【メディカルティーツリーとは】

・オーストラリア北東部を原産とするフトモモ科の常緑樹。暑さ寒さに強い上に害虫が少ないことから、オージープランツが人気の今日ではシンボルツリーとして植栽される例が見られるようになってきた。

 

 

・メディカルは文字どおり「薬用」を意味し、枝葉から抽出した成分を薬用することによる。近縁種にはハーブティーとして利用される樹種もあるが本種は飲用には向かず、ティー(茶)にはならない。

 

 

・メディカルティーツリーの開花は5~6月頃で、バラの園芸品種が咲く頃。樹冠いっぱいに咲くブラシのような純白の花は、初夏の風になびいてよく目立つ。花言葉は「清潔」など。

 

 

・葉はカラマツのように針状の小葉が束生する。垣根に使うことを推奨する資料もあるが、枝葉は密生しにくく目隠しにはならない。

 

 

・葉をハーブティーに使うことはないが、爽やかな香りにはリラックス効果、抗菌作用、抗炎症作用があり、枝葉を擂り潰して抽出したものは、うがい薬や皮膚の殺菌に使われ、品種によっては薬用のエッセンシャルオイルやアロマにも用いられる。

 

 

・幹は薄い樹皮が重なり合うようになり、樹齢を重ねるとユーカリのように剥離する。

 

 

【メディカルティーツリーの育て方のポイント】

・ある程度の耐寒性があリ、ー2℃までは耐えるが、豪雪地帯で育てられない。植栽の適地は関東以南。 

 

 

・オーストラリア原産だが湿気を好む。特に植え付け直後は水切れに注意する必要がある。

 

 

・自然な樹形を観賞する木であり、剪定の手間はかからないが、強風で枝が折れやすい。

 

 

・病害虫は少ないが、枝が込み合って風通しが悪くなるとカイガラムシの被害に遭うことがある。

 

 

【メディカルティーツリーに似た植物】

 

ブラシノキ

 

イヌショウマ

 

 

サラシナショウマ

 

メディカルティーツリーの基本データ

 

【分類】フトモモ科

    メラレウカ(コバノブラシノキ)属

    常緑広葉/低木~中高木

【漢字】

【別名】アルテルニフォリア

【学名】Melaleuca alternifolia

【英名】Medical tea tree

    Narrow-leaved Paperbark

【成長】早い

【移植】簡単 

【高さ】0.6~6m 

【用途】シンボルツリー/鉢植え/切り花

【値段】2,000円~

 

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