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ウチワノキ/うちわのき/団扇の木
Uchiwanoki tree/White forsythia
【ウチワノキとは】
・朝鮮半島北部を原産とするモクセイ科の落葉低木。昭和初期に日本へ渡来し、観賞用として稀に庭園や公園等に植栽される。果実の形が団扇(うちわ)に似ていることからウチワノキと名付けられた。
・開花期や花の雰囲気から「白花レンギョウ」として流通していることも多いが、本種は一属一種の木であり近縁種はない。
・ウチワノキの開花は2~4月で、前年に伸びた枝脇の花芽から花序を伸ばし、直径1.5センチほどの花を数輪ずつ下向きに咲かせる。花はレンギョウに似るが、咲き始めは薄紅色で次第に白へと変化する。
・雌雄異株で、花が終わると雌株には歪な円形の乾いた果実ができる。果実の周囲は薄い膜が翼状にあり、これが名前の由来となる。
・葉は長さ2~5センチの卵形で縁にギザギザはない。主だった幹はなく複数の細い枝(幹)が株立ち状に生じる。枝は硬く、角ばった感じがある。
【ウチワノキの育て方のポイント】
・暑さ寒さに強く、北海道南部以南に移植可能。
・病害虫に強く、土質も選ばない。
・根元からたくさんの枝を出し、株立ち状に育つため、樹形は整えに
くく、単独では風景になりにくい。
・株分けによって簡単に増やすことができる。
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ウチワノキの基本データ
【分類】モクセイ科/ウチワノキ属
落葉広葉/低木
【漢字】団扇の木(うちわのき)
【別名】シロレンギョウ
シロバナレンギョウ
シロレンギョ
【学名】Abeliophyllum
distichum
【英名】Uchiwanoki tree
White forsythia
【成長】やや早い
【移植】簡単
【高さ】0.5~1m
【用途】花木/公園
【値段】800円~