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ベニシダレ/べにしだれ/紅枝垂れ
Benishidare acer
【ベニシダレとは】
・ヤマモミジの園芸品種、あるいは春に出る葉が紅色で、枝が垂れるモミジの総称。「手向山」をはじめ数多くの品種がある。
・葉は長さ5センチ、幅3センチほどで7~9つに裂け、縁にギザギザが目立つ。夏は緑色に、秋には黄色あるいは褐色に変化して落葉する。
・他のモミジと同様、新葉の展開と共に花が咲くが、花は葉と同じような色合いであり、分かりにくい。
【ベニシダレの育て方のポイント】
・基本的には日当たりの良い場所を好むが、日差しが強すぎる場合は葉焼けを起こし、病気になりやすい。また、湿気がある土地を好み、乾燥地では育てられない。植穴には腐葉土などを入れて保水性、排水性のある土壌を作るのがよい。
・剪定は好まない。特に夏季の剪定は樹勢を衰えさせるので厳禁。繁茂しすぎて仕方がない場合は、落葉期に手で丁寧に小枝を根元から折るようにして枝透かしをする。
・綺麗に紅葉させるには秋まで葉っぱを健全な状態に保つことが大切。夏の間に水切れを起こさないよう管理する必要があるが、なかなか困難なこと。
【ベニシダレに似ている木】
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ベニシダレの基本データ
【分類】ムクロジ科/カエデ属
落葉広葉/高木
【漢字】紅枝垂れ(べにしだれ)
【別名】手向山
【学名】Acer palmatum var.
matsumurae cv. Ornatum
【英名】Benishidare acer
【成長】やや早い
【移植】簡単(10月~11月に限る)
【高さ】2m~4m
【用途】和風庭園/公園
【値段】8000円~