庭木図鑑 植木ペディア > セイヨウニンジンボク

セイヨウニンジンボク/せいようにんじんぼく/西洋人参木

Chaste tree

セイヨウニンジンボク,開花時期,せいようにんじんぼく
花の時期は7月ころだが花期は長い
冬芽,せいようにんじんぼく,西洋人参木
新芽の様子
Chaste tree,leaf,picture
新葉の様子
せいようにんじんぼく,葉っぱ,画像
セイヨウニンジンボクの葉は観葉植物のよう
セイヨウニンジンボク,ツボミ
蕾の様子
Chaste tree,flower
花はよく見ると小さな花の集合体
西洋人参木の花
暑い時期に咲く涼しげな花だが、蜂がよく集まる
西洋人参木,せいようにんじんぼく,特徴
株立ち状に育つが、放置すれば かなり背丈が高くなる
セイヨウニンジンボク,実,種子,せいようにんじんぼく
実の様子
Chaste tree
細い幹の様子
西洋人参木,せいようにんじんぼく,幹
大木の樹皮

 

【セイヨウニンジンボクとは】

・南ヨーロッパから西アジアにかけた地中海沿岸を山地とし、朝鮮人参に葉が似ていることから名付けられた。日本には明治時代に渡来し、本州以西で育てられる。

 

 

・写真のように細長い葉が集合し、手の平のような形になっているのが特徴。花のない時季も観葉植物的な楽しみ方ができるため、現代風の庭では使い勝手が良い。

 

 

・7月から9月の暑い時期に涼しげな花を咲かせるため、近年、人気が高まっている。花の色は淡いブルー、ピンク又は白色で、穂状に展開する。

 

 

・花の少ない時期に、貴重な青系統の花を咲かせるため人目を惹く。幼木のうちからよく花を咲かせる。

 

 

・木全体に香りがあり、実はかつて胡椒代わりに使われたほど香りが強い。最近では女性ホルモンを整える作用があるハーブとして宣伝される(母乳の出が良くなるとも!)。

 

 

【セイヨウニンジンボクの育て方のポイント】

・暑さ、乾燥に強い。冬もマイナス5度以上であれば庭植えで越冬できる。

 

 

・病害虫の被害が少ない

 

 

・庭植えすると意外に大きく育つが、花は翌年の春以降に伸びた枝につくため、花の後であれば時期を気にせず剪定できる。

 

 

・半日陰程度なら育てられるが、まったくの日陰では生育が悪い。健全な花を期待するなら日照が必要。

 

 

【セイヨウニンジンボクの園芸品種】

・ロゼア

 ピンクの花を咲かせる。

 

 

・プルプレア

 紫がかった葉をつける品種。花は白色。

 

 

・シルバースパイヤー

 白い花を咲かせる。 

 

セイヨウニンジンボクの種類
ピンクの花を咲かせるロゼア
Chaste tree,purple leaf
紫がかった葉をもつ品種(プルプレア)

 

【セイヨウニンジンボクに似ている木】 

 

ニンジンボク

 

 

ハマゴウ

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

西洋ニンジンボク ( チェストベリー ) 青花種 ポット苗
価格:2599円(税込、送料別) (2021/5/13時点)


セイヨウニンジンボクの基本データ

 

【分類】シソ科/ハマゴウ属

     落葉広葉/低木

【漢字】西洋人参木

    (せいようにんじんぼく)

【別名】ミツバハマゴウ

    イタリアニンジンボク

【学名】Vitex agnus-castus 

【英名】Chaste tree

【成長】早い

【移植】ふつう

【高さ】~8m

【用途】コンテナ/花壇/シンボルツリー

【値段】800円~

 

目次=掲載草木一覧=サイトマップ

 

検索 植木ペディア内を検索します↓