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アメリカガシワ/あめりかがしわ
Pin oak
【アメリカガシワとは】
・アメリカ全土に分布する落葉高木。自生地は水辺が多く、水湿地の植栽に最適だが、街路樹や並木などとしても使われる。樹形は円錐状で、幹は直径2~3mになる。
・葉には5~7つに裂け、切れ目はUの字型になるのが特徴。アカガシワ(レッドオーク)やヨーロッパナラに似るが、より幅が細い。アメリカでは秋になると紅葉するが、日本の暖地では画像のように茶変する。
・秋には帽子をかぶったドングリができる。アカガシワよりは小さい。
・材は硬く、レッドオークとして建材に使われる。(本来のレッドオークとは異なる。)アメリカでは杭として使ったため、別名のピンオークがある。
【アメリカガシワの育て方のポイント】
・日当たりと水はけのよい場所を好むほかは、丈夫で育てやすく、土質もあまり選ばない。病害虫にも強い。
・大木となるため、一般家庭での植栽は難しい。また、落葉が地面を覆い尽くすため、管理にやや手間がかかる。
【アメリカガシワに名前が似ている木】
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アメリカガシワの基本データ
【分類】ブナ科/コナラ属
落葉広葉/高木
【漢字】亜米利加柏(あめりかがしわ)
【別名】ピンオーク/アメリカナラ
【学名】Quercus palustris
【英名】Pin oak
【成長】早い
【移植】難しい
【高さ】20m~40m
【用途】雑木/公園
【値段】500円~