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垣根に適した木
垣根に適した木の条件
①芽を出す力（＝萌芽力）があり、刈り込みに耐える。
垣根のメリットは好きな高さ、幅を維持できるということです。そのためには剪定に強い樹種を選ぶ必要があります。
②下枝が枯れにくいものを選ぶ。
木は上へ上へと成長し、それに従って下の方の枝がなくなりがちです。木の選択を誤れば、せっかく垣根を作っても数年後には外から家の中が丸見えになりかねません。
③葉が密生するものを選ぶ。
木は種類によって枝葉の着生密度が異なります。好みにもよりますが、できるだけ葉が細かく、そして密生するものが垣根には向いています。
垣根に適した木の種類
一般的に使われる垣根用の木です。それぞれの木の名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。
葉色の明るい洋風の垣根です。成長が早いので、早々に目隠しになります。
人気急上昇中。白花と紅花があります。紅花種は葉も赤みを帯びます。
洋風住宅に使われる垣根の定番。新芽の赤さが映えます。
もっとも一般的な垣根用樹木です。細かな葉が密生します。
イヌツゲとほぼ同じですが、新葉が明るいためより多く流通しています。
上記二つと似ていますが葉に丸みがあり、背丈があまり大きくなりません。
海辺の町では「槙塀」と呼ばれる背の高い垣根が防風、防潮に使われます。
イヌマキとほぼ同じですが葉が小さく、より上品な感じになります。
かつて洋風垣根といえばコレでした。丈夫さはダントツです。
コニファーの一種ですが、古くから垣根に使われる丈夫な木です。
成長が緩やかで手間が少ない樹種です。新芽が美しいキンキャラも人気です。
とにかく安価で成長が早い木です。こだわりが少ない場合はお勧めです。
イヌツゲのような葉ですが背丈はより小さく、綺麗な花が咲きます。
背丈が低く、潮風や大気汚染に強い木です。悪条件の場所にお勧めです。
流行に左右されない定番の垣根。秋の芳香はいろいろな記憶を呼び覚ます？
キンモクセイに近い樹種ですが、より幅が狭く、葉の密生する垣根です。
地味な庭木で、他の花木を邪魔しない引き立て役になります。
値段は張りますが、成長が遅めで、甘い香りの花が咲く、お勧めの樹種です。
コニファーの一種ですが、中国生まれで和風にもマッチします。
花の咲く垣根といえばコレです。いろいろな種類の花があります。
新葉はライトグリーンで明るめ。高めの垣根や防火樹としても多用されます。
関東地方ではオーソドックスな垣根。値段が安く入手しやすい。
シラカシと似ていますが、関東以西でも入手しやすい木です。
関西地方ではなじみの深い「虫こぶ」のできる木です。
光沢のある大きな葉は荘厳な雰囲気の生垣になります。
広い敷地の御屋敷向けです。葉色が明るく高級感があります。
鬼門の魔除け、あるいは防犯として昔からお馴染みの垣根です。
トゲトゲの垣根で手入れは大変ですが、防犯になりそうです。ただし落葉性。
これもトゲトゲの垣根ですが、白い花が咲き、美しい赤実がなります。
