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今咲いている花木

花の咲く草木はたくさんありますが、街中や公園で普通に見かける種類は案外限られています。

 

ここでは関東地方で今の時期に咲いているであろう草木を花の色別(白・ピンク・青・オレンジ・黄色など)に紹介します。

主に木に咲いている花ですが、時期によっては草花も紹介します。

 

どれも有名なものばかりなので園芸ビギナー向けではありますが、それぞれの名前や写真をクリックすると詳細ページに移動します。

 

なお、このページは筆者の都合にもよりますが、二十四節気程度のペースで更新します。

 

(last update 2025/3/27)

今咲いているピンクの花木

オオカンザクラ 

カンヒザクラとオオシマザクラの雑種で、花先に細かな切れ込みがあるのが特徴。開花とほぼ同時に新葉を展開し始めます。

 

カンヒザクラ 

別名をヒカンザクラ、ガンジツザクラなどといいます。花の色は「緋色」で他の桜より濃く、強烈です。

 

ソメイヨシノ 

日本のサクラの定番。みんな大好きソメイヨシノ。今年はいつもより遅めでしょうか。

 

ウグイスカグラ 

雅な名ですが花は話題になりにくいようで、雑草のように扱われている公園も。その控え目さは茶庭に好まれます。

 

ボケ

名前が有名なわりに、一般的には見分けられない方が多いようです。花の色は白、紅、ピンクなど。花期は長く、春まで咲いています。

 

現在 開花している木の花

ツバキ 

「ツバキ図鑑」があるほど品種が多く、開花期は様々。花色は紅、ピンク、白などが中心ですが紫色も。

 

今咲いている黄色い花

マンサク 

他の花木に先駆けて「まず咲く」のでマンサクだとか。公園や街路ではより派手なシナマンサク等が使われます。

 

ミツマタ 

枝が三股になることから命名されました。古くから庭木に使われますが一般的な知名度は低めです。

 

ヒイラギナンテン 

ヒイラギのように尖った葉がナンテンのように並ぶ低木です。公園や街路でよく目にします。

 

ミモザ(ギンヨウアカシア) 

洋風の庭園や公園、おしゃれな店先で見かける黄色い花です。葉はメタリックでいかにも外来種です。

 

トサミズキ 

土佐の国に自生していたことから名付けられました。花の形は複雑で、日に日に変化していきます。

 

今咲いている木になる花

ヒュウガミズキ 

トサミズキを小さくしたような花です。樹高も大きくはならないので違いは明瞭です。

 

樹木の花

レンギョウ 

ヒュウガミズキと同じような低木ですが、花はラッパ型です。いくつかの品種があります。

 

サンシュユ 

別名「春小金花」。都心部でも比較的大きな木が多く、この時季になると遠くからも目立ちます。

 

ダンコウバイ 

クロモジなどと同様のクスノキ科でポンポンとした花が咲きます。こちらも枝は爪楊枝に使われます。

 

アブラチャン 

なぜ「油ちゃん」? 一度聴いたら忘れられない名前の秘密は個別のページで・・・。

 

クロモジ 

やや通好みの花木であまり目立ちませんが、香りのある枝が爪楊枝に使われることで知られます。和風庭園や茶庭に使われます。

 

シロモジ 

クスノキの仲間には春に黄色い花を咲かせるものが多く、これもその一つです。クロモジには劣りますが、枝に香りがあります。

 

キブシ 

一見すると実のように見えませが、覗き込んでみると確かに花が咲いています。別名はマメフジ。

 

今咲いている白い花木

シキミ 

かつては墓地に植えられることが多く、あまりイメージのよくない木です。実には猛毒があります。

 

アセビ 

枝葉には毒があることで知られ、動物は食べません。花はスズランのように可憐です。

 

現在 開花している花木

ユキヤナギ 

柳のような枝に雪が降ったように花が咲くというのが名の由来。これが咲くと染井吉野の開花も近い。

 

ジンチョウゲ 

この香りに惹かれる方も多いことでしょう。すべてが白い花や葉に模様が入る品種もあります。

 

コブシ 

関東ではこの花が咲くとお別れの時期に突入します。モクレンと混同されやすい花木ですが、やや小ぶり。

 

春に咲く花

モクレン(ハクモクレン) 

単にモクレンという場合、紫色の種(シモクレン)を指しますが、数では白が圧倒しています。

 

ミケリア 

モクレンが崩れたような常緑樹・・・この花の名前が分からずにいる方が多いのではないでしょうか。最近どんどん増えています。

 

今咲いている地味な花の木

オニシバリ 

ジンチョウゲの仲間ですが庭木として使われるのは稀。夏に葉を落とす、へそ曲がりな性質を持ち「ナツボウズ」とも呼ばれます。

 

ネコヤナギ 

川原で見かける猫のシッポのような物体。これも一応、花です。しばらく観察していると黄色や紅色のシベが見え隠れしてきます。

 

センペルセコイア 

北アメリカ西部を原産とする世界で最も背が高くなる木です。小さくて目立たない雌雄の花が咲いています。

 

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今咲いている草花

関東の道端、庭、公園で見られる草花です。

オオイヌノフグリ 

ここからは木ではなく草です。道端や空き地、田畑の畔、川原の土手などで無数にしている小さな青い花です。

 

スイセン 

画像はニホンズイセンですが、近年は様々な品種が育てられており、黄色い花が咲く品種もあります。

 

ホトケノザ 

ヒメオドリコソウよりも鮮やかなピンク色の花が抱き乱れています。葉の様子を仏が座る蓮華座に見立てて命名されました。

 

ヒメオドリコソウ 

オオイヌフグリと同じ場所に生えるピンクの小さな花です。ホトケノザに似ていますが、花は蓑のような葉に隠れるように咲きます。

 

ウラシマソウ 

身近に咲く不気味な植物ですが、ほとんど話題にならないのが不思議です。

 

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